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新潟県税理士協同組合
日本税理士協同組合連合会
日本税理士連合会
関東信越税理士会新潟県支部連合会

活動報告

全税共第38回全国統一キャンペーン表彰式

全税共担当常務理事 山田 康人

 令和6年2月7日、ANAクラウンプラザホテル新潟において全税共第38回全国統一キャンペーン表彰式・祝賀パーティーが行われました。

 今回は会場が変わり表彰式からパーティー型式の円卓にさせていただきました。

 表彰式は、全税共より山岸善吾専務理事、関税協より西片多門副理事長、関東信越税理士会新潟県支部連合会より松田聡会長をはじめとする大勢のご来賓と多数の生命保険会社の方々に出席いただき、和やかな雰囲気のもと執り行われました。

 表彰式は堀川専務理事の司会進行で始まり、三村理事長の挨拶、来賓紹介の後、受賞者の発表・表彰となりました。

 受賞者は以下の通りです。

  地区会会長賞 3名
  県税協特別賞プレミアム70 1名
  県税協特別賞プレミアム50 1名
  金賞 6名
  銀賞 12名
  銅賞 70名
  県税協特別賞新人特別賞 8名
  県税協特別賞スリースター賞 3名

 その後、優秀支社賞表彰、優秀機関賞表彰、全税共年間賞表彰、県税協年間賞表彰と続きました。

 表彰終了後、山岸全税共専務理事、西片関税協副理事長、松田新潟県連会長、朝日生命本社全税共推進部田中業務推進部長、第一生命古野長岡支社長よりご祝辞を頂戴し、五十島副理事長による祝電披露、富川副理事長による閉会の挨拶で表彰式は無事終了しました。

 パーティーは髙橋専務理事の司会で進行し、五十島副理事長の挨拶、ご来賓の日本生命脇田長岡支社長からご祝辞を頂戴し、日税ビジネスサービス森執行役員の乾杯のご発声と共に賑やかな宴が始まりました。酒どころ新潟らしく普段ではなかなか飲めないとても貴重な銘酒が用意されました。

 祝宴が盛り上がった頃にサンバダンサー6名の入場です。三村理事長肝いりのアトラクションです。終盤にマツケンサンバが流れると、会場の皆様もサンバダンサーと一緒に踊り始めました。皆様がとても楽しそうで、主催者側としても大変うれしかったです。

 サンバの余韻も冷めやらぬ内に次は豪華景品の抽選会です。今年も村上牛は当然の事、スペシャルな景品として村上牛プラス新潟県民なら誰もが知っている加島屋さんの珍味をセットにしたものをご用意致しました。その他にもゴディバのチョコレートや会場のANAクラウンプラザホテル新潟様からも宿泊券や食事券等を提供していただきましたので、景品は盛り沢山でありました。ホテルのコース料理も参加者の皆様から好評でした。

 最後に県税協片山顧問の中締めの挨拶、髙橋専務理事の閉宴のことばでパーティーは盛会の内に幕を閉じました。

 ご協力頂いた皆様、大変ありがとうございました。来年もまたより大勢の方が表彰される事を願っております。

大同生命「キャンペーン」のご案内

保険担当常務理事 椛澤 綾子

 日頃から大同生命の総合事業保障プランにご理解とご協力を賜りまして誠にありがとうございます。令和6年度も新潟県税理士協同組合は様々な奨励策をご用意させて頂きました。以下それらの奨励策を紹介させていただきます。

1.年間表彰式奨励策

 ①登録代理店・パートナー代理店
  年間新契約高に応じて「表彰式」にご招待すると共に、参加事務所ごとにギフト券10,000円を贈呈。

 ②営業職員
  4~7月、9~12月、3月の強化月間のいずれかにおいて5,000万円以上の実績を挙げた職員を「表彰式」にご招待。

2.リスク算定・提示奨励策

 登録代理店・パートナー代理店
  法人または個人の人的リスクを算定提示(影響試算書・標準保障額)した場合、20,000円のギフト券を贈呈。

3.法人・個人トータル保障推進奨励策

 登録代理店・パートナー代理店・営業職員共通
  法人・個人に「定期保険・Jタイプ・介護保障・Mタイプ・KENKO+」のうち2種類以上を同時提案した場合、契約が成立した場合は、セット数に応じて以下のギフト券を贈呈。

  2種類セット…ギフト券10,000円
  3種類セット…ギフト券15,000円
  4種類セット…ギフト券20,000円

4.経営者個人・個人事業主同時提案奨励策

 登録代理店・パートナー代理店・営業職員共通
  経営者個人・個人事業主に対してトータルで保障を提案した場合、1契約者につき10,000円のギフト券を贈呈。

  ※自己契約を除く。
  ※3,000万円以上の制度推進を条件とする。

5.健康増進プログラム提案奨励策

 登録代理店・パートナー代理店
  「 KENKO SUPPORT PROGRAM」を提案し、制度推進(成約)した場合、1社につき10,000円のギフト券を贈呈。

6.ニーズ点検賞

 登録代理店・パートナー代理店
  「 リスクコンサルティング・レポート」を既契約者に提示した場合に1社につき500円のクオカードを贈呈。

  ※既契約者の「二次元コード読み取り」必須

7.年間実績奨励策

 営業職員
  ①第1回キャンペーン(4月~7月)
  ②第2回キャンペーン(9月~12月)
  ③第3回キャンペーン(令和6年3月)

 【共通】
   新契約5,000万円以上の挙績に対して、保険金額1,000万円につき、3,000円のギフト券を贈呈。

8.組合員に対し通年で実施する奨励策

 ①新規代理店登録奨励策
   新規に代理店登録した組合員にギフト券を贈呈
   登録代理店は20,000円、パートナー代理店は10,000円

 ②新規代理店登録の紹介奨励策
   紹介した組合員が代理店登録した場合、紹介した組合員にギフト券を贈呈
   登録代理店は10,000円、パートナー代理店は5,000円

 ③新規登録代理店初挙績奨励策

 ④ライセンス取得奨励策

 ⑤事務所研修会開催支援策
   会議・研修会費用として、組合員事務所の組合員・所員1名につき補助
   ランチ開催は2,000円・ディナー開催は5,000円を上限に、1事務所年間2回
   年間30,000円上限。なお、大同生命担当者は2名まで補助対象とする。

9.営業職員に対して通年で実施する奨励策

  担当する登録代理店・パートナー代理店の実働により制度推進(成約)があった場合、1契約者につき10,000円のギフト券を贈呈。

 以上の通り、沢山の奨励策をご用意させていただきました。是非とも関与先の様々なリスクをカバーする為に保険提案をして頂き、結果として組合員・営業職員のより多くの皆様方に奨励策に該当して頂きたいと思っております。

 ご協力を宜しくお願い致します。

新潟県税理士協同組合 実務研修会

教育・情報担当常務理事 小菅 洋司

 今年も東京より岩下忠吾先生をお招きして恒例の実務研修会を令和6年4月9日に開催することが出来ました。今回も長岡がメイン会場、新潟・直江津をサテライト会場としてオンライン配信させていただきました。

 セミナーは「会員からの相続税の相談事例を中心に」というタイトルでしたが、岩下先生ですから当然「岩下節」でスタート。東京下町生まれという「岩下節」炸裂でした。まず、税理士としてどうクライアントと向き合うのか、ということで最初の30分くらいが経過。税理士として50年以上第一線で活躍されてきた岩下先生の真摯な姿勢を聞くにつけ、私は反省することばかりした。

 最近は平均すると相続税の申告件数は税理士1人につき年1件という状況ということで、相続の業務に慣れていない方に向けてのアドバイスから始まりました。受任後の相続人との関係の構築、相続人への説明方法、内容など岩下先生の経験を交えながら説明をいただきました。岩下先生は毎回登録したばかりの方向けの内容を話して下さるので、是非とも開業後間もない会員の方には聞いて欲しい内容でした。

 講義の内容は以下の通り。

Ⅰ放棄と形見分け
Ⅱ相続分の譲渡
Ⅲ公益法人への遺贈寄付
Ⅳ清算型(換価)遺贈
Ⅴ代償分割
Ⅵ取得時効と相続税
Ⅶ遺留分
Ⅷ相続税の受任後の資料提供
Ⅸ債務控除
Ⅹ配偶者居住権
Ⅺ事業承継

 あまり実務ではみかけないものから、必ず出てくる項目まで詳細に説明がありました。

 個人的にはⅣ「清算型(換価)遺贈」が興味深いものでした。「不動産全部を売却し、諸費用を控除した残額をA、B、Cに3分の1の割合で遺贈する(A、Bは相続人)」という遺言を被相続人が残した場合の考え方、手続きについての説明がありました。この場合、①相続による所有権移転登記を優先する処理、②実質課税の原則を優先する処理の2つの方法があり、相続人、受遺者に対する相続税、所得税の課税内容が変わることになります。全く出会ったことのないものでしたので少々難解でしたが、遺言の条件が緩和されている昨今では、このような相続に関与することも十分あり得るのでとても勉強になりました。

 逆にⅤ「代償分割」については、実務でよく使っていますが、本来の意味での「代償分割」と言えないものもあったと気づき大いに反省させられました。

 Ⅷ「相続税の受任後の資料提供」では、どのように相続人に相続税についての説明をするか、提供をすべき情報、資料の説明がありました。そして必ず「相続人全員と話す」「税額は未分割の状態で」ということを強調されました。

 岩下先生は「節税」に偏ることを強く戒められています。もちろん節税は当然大事なことなのですが、「税金の前に大切なこと」があるのも事実。被相続人が人生を賭けて築き上げてきた遺産を巡って相続人が争うなどもってのほか。そう考えると、「遺言書は本当に必要なのか?」と言われる岩下先生のお話しも分かる気がします。

 今回は、かなりマニアックな内容もあったセミナーとなりましたが、いつものように岩下先生の税理士としての経験、哲学、矜恃に触れるという価値のある時間だったと思います。最近は簡単に情報が得られる時代となりましたが、「録音・録画禁止」というセミナーだからこそ得られるものもあるのではないでしょうか。今後も新潟県税理士協同組合では組合員の皆様に価値あるセミナーを提供していく所存ですので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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